216(5) 支柱のスパン等は、次によるものとする。(6)支柱用親綱は、緊張器等を用い支柱の所定の位置にたるまない程度に張ること。(7)控綱を使用する場合の控綱の未端の取り付けは、堅固なものに確実に行うこと。 2 使用方法等(1)墜落制止用器具は、安全性の確認されたものを用いて、(2)親綱支柱システムは、1スパン1人での使用とすること。(3)親綱支柱システムは、メーカー等により定められた方法に従い使用すること。(4)支柱に直接ランヤードのフックを掛けたり安全ブロックを取付けての使用は(5)コーナーに使用する支柱には平行方向と直交方向の2本の支柱用親綱を同時に取り付けないこと。 3 管理(1) 親綱支柱システムは、設置直後又は盛替え直後及び作業を開始する前に(2) 親綱支柱システムに使用する各構成部材は適正に経年管理を行うこと。a 支柱のスパンは、10m以下とすること。b 支柱のスパン(L)は支柱を設置した作業床と、衝突のおそれのある床面又は 機械設備等との垂直離(H)に応じ次式より算出した値以下とすること。 墜落制止用器具のランヤードの長さを1.7m以内にして使用すること。 安全性が確認されている場合を除き行わないこと。 次の事項について点検を行い、異常を認めた場合は直ちに修正、補修又は取替えを行うものとする。a 支柱の支持物への取付部の異常の有無。b 支柱用親綱の張り具合。c 親綱保持部及び控綱取付部の異常の有無。支柱スパン(L)と垂直距離(H)参照元:(一社)仮設工業会「仮設機材認定基準とその解説(第10版)」第25章「親綱支柱・支柱用親綱・緊張器等の使用基準」4011L = ×(H - 4)[m]
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