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コンパクトな足場台をお探しの方におすすめの製品を紹介

2025.05.20
コンパクトな足場台をお探しの方におすすめの製品を紹介
足場台は、足場の組み立てが必要ない簡易的な高所作業を行う際に重宝する設備です。
 
なお、一口に足場台といっても、サイズや機能が異なるさまざまな製品が提供されています。そのため「足場台の導入を検討しているが、どの製品を選んだらよいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
 
そこで本記事では、コンパクトな足場台をお探しの方におすすめの製品を紹介します。コンパクトタイプの足場台の主な活用シーンや、製品選定のポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
 

コンパクトな足場台の活用シーン

コンパクトな足場台の活用シーン
 
コンパクトタイプの足場台は、主に以下のようなシーンで用いられます。
  • 床面から2〜3m程度の高所作業
  • 空調設備の点検・設置・修理作業
  • PSやEPSなどの狭いスペースでの配管・配線作業
  • 近隣住宅との距離が近い密集地における外壁塗装・補修作業
  • 階段など段差のある箇所での仕上・補修作業 など
一般的に足場台・作業台の高さは、2m以内に収まる傾向があります。
 
なぜなら、高さ2m以上の箇所に登って作業をする場合は、原則として足場を組み立てる必要があるからです。
 
厚生労働省が制定した労働者の安全と衛生を確保するための省令「労働安全衛生規則」の第518条では、作業床の設置について以下のようなルールを記しています。
 
(作業床の設置について)
高さが2メートル以上の箇所で作業を行わせる場合には、墜落災害を防止するために足場を組み立てる等の方法により、作業床を設けなければなりません。足場の設置により作業床を設けることが困難な場合には、防網を張り、安全帯を使用させる等墜落を防止するための措置を講じなければなりません。(労働安全衛生規則第518条)
引用:墜落・転落災害の防止のため安全衛生規則(抜粋)
 
したがって、足場台を使用する際は、最大2mの作業床の上に作業員が乗るため、高さ2〜3m程度が主な作業範囲になります。
 
特に、コンパクトタイプの足場台の場合は、空調設備の点検・設置・修理作業やPS・EPS内の配管・配線作業など十分なスペースを確保できない狭所での各種作業に活用されるのが特徴です。
 
また、屋内以外では近隣住宅との距離が近く、足場を設置できない箇所の外壁塗装や補修作業にも活用できます。ただし、足場台の作業範囲から外壁上部には対応できないため、ピンポイントな補修作業などに用いられるケースが一般的です。
 
他にもコンパクトタイプの足場台であれば、スペースが限られやすい階段箇所での作業にも使用できます。足場台のなかには、高さ調整機能を備えている製品もあり、足を伸長・収縮することで、段差のある箇所でも安全な作業床を確保できるでしょう。
 

コンパクトな足場台を選ぶ際のポイント

コンパクトな足場台を選ぶ際のポイント
 
コンパクトタイプの足場台を選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。
  1. 用途に合ったサイズか
  2. 安全機能を搭載しているか
  3. 持ち運びやすいか
ここからは各ポイントを深掘りして解説します。足場台の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
 

1.用途に合ったサイズか

コンパクトタイプの足場台を選ぶにあたって、製品サイズの確認は必須です。
 
どれほど軽量かつコンパクトで取り回しや搬入出がしやすい製品でも、作業に必要な高さに届かなければ、足場台として機能しません。
 
したがって、まずは作業場所が床面から何mに位置するのか測定したうえで、身長+何cmの高さの足場台が必要になるか判断しましょう。
 
なお、コンパクトサイズの製品であれば、広い設置スペースがない箇所にも足場台を設置しやすいですが、現場の状況を事前に確認しておく必要はあります。
 
たとえコンパクトタイプの足場台でも、使用箇所周辺に障害物があって製品を設置できないケースは少なくありません。
 
そのため、現場の高さや広さはもちろん周辺の状況も確認したうえで、自社にとって最適なサイズの足場台を見極めましょう。
 

2.安全機能を搭載しているか

足場台の選定基準として、安全機能の有無も確認しておく必要があります。
 
安全機能とは、足場台の転倒や作業床からの転落を防ぐための機能です。具体的には、以下のような、作業中の安全を確保できる各種パーツが備わっているか確認しましょう。
  • 手すり(セーフティーガード)
  • アウトリガー
  • 壁当て など
なかには、軽量性や可搬性を高めるために、上記のような安全機能を搭載していない簡素な構造の製品もありますが、基本的に転落・墜落対策は必須です。
 
特に、コンパクトタイプの足場台は、作業床の面積が狭い傾向があるため、安定性が悪く作業中の転倒・転落リスクも高まります。
 
労働災害の発生を防ぐためにも、安全機能を搭載しているコンパクトタイプの足場台を選定しましょう。
 

3.持ち運びやすいか

コンパクトタイプの足場台を選ぶにあたって、持ち運びやすさも重視するべきポイントです。
 
基本的にコンパクトタイプの足場台は、持ち運びやすいサイズの製品が多い傾向にあります。
 
しかし、搬入経路が狭く障害物も多い工事現場では、足場台の搬入に手間取ってしまうことも少なくありません。
 
そのため、搬入経路をシミュレーションし、現場の寸法を計測したうえで、使用箇所までスムーズに搬入できる製品を選ぶ必要があります。
 
たとえコンパクトタイプの製品でも、サイズの事前確認を怠ると、使いたい箇所に搬入できない可能性もあるため注意が必要です。
 

狭小スペース専用作業台「ピット開口作業台」

狭小スペース専用作業台「ピット開口作業台
 
狭い作業場所でも活用できるコンパクトな足場台をお探しなら、株式会社大同機械が提供している狭小スペース専用作業台「ピット開口作業台」がおすすめです。
 
ここからは、ピット開口作業台の特徴と製品詳細について解説します。
 

特徴

ピット開口作業台は、足場を設置できない狭い箇所の高所作業に役立つ作業台・足場台です。
 
外枠には下端幅が天板幅と同じ「ストレート階段枠」を使用。狭所にも対応可能なコンパクトなサイズを実現しています。
 
そのうえ可搬性も高く、収納状態であればφ600の穴を通過できるため、幅広い工事現場へスムーズに搬入できるでしょう。
 
加えて「アウトリガー」や「壁当て」などの転倒防止機能や、転落防止対策になる「妻側一体式セーフティガード」を標準装備しており、安全面への配慮も万全です。
 
狭い場所でも安全かつ、効率的に高所作業を進められる足場台をお探しの方は、ぜひ狭小スペース専用作業台「ピット開口作業台」の導入をご検討ください。
 

製品詳細

ピット開口作業台の製品・スペックの詳細は、以下の通りです。
 
型式 EPS-11
天板有効寸法 400mm
長さ 1290mm
作業床高さ 790〜1150mm
ピッチ 20mm
設置寸法 528mm
長さ 1916〜2143mm
収納寸法 528mm
長さ 1442mm
厚み 213mm
自重 15.9kg
許容荷重 1.47/150(kN/kgf)
付属パーツ ・アウトリガー×2本
・壁当て×2本
・妻側一体式セーフティガード(L/R)

 
なお、製品ページでは、参考資料としてピット開口作業台のカタログも配布しています。製品の詳細を確認したい方は、以下のページをご確認ください。
 
>>「ピット開口作業台」のカタログダウンロード・お問い合わせはこちら<<
 

株式会社大同機械について

株式会社大同機械について
 
株式会社大同機械」は、仮設機材や資材のレンタル・販売、オリジナル商品の開発に携わる会社です。工事現場や工場・倉庫など、幅広いシーンで安全に効率よく業務を進めるのに役立つ各種商品を取り扱っています。
 
弊社では、電話やFAX、フォームからのお問い合わせはもちろん、仮設機材のレンタル・販売のネットショップ「仮設材.com」からのご注文にも対応しています。
 
また、ご希望の商品や数量が明確に決まっていない場合でも、工程ごとの最適な商品と搬入計画をご提案いたします。場合によっては、現地調査や製品の施工も可能です。
 
足場台や作業台以外にも、建設現場における設備・機材不足でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
 
>>お問い合わせ・お見積もりはこちら<<
 

コンパクトな足場台をお探しなら

コンパクトタイプの足場台は、主に狭い空間や段差や障害物の多い箇所で活用されます。
 
導入する際は足場台のサイズや安全性だけでなく、使用箇所の条件や導入目的を洗い出したうえで、必要な機能を持つ製品を吟味することが大切です。
 
本記事で紹介した狭小スペース専用作業台「ピット開口作業台」も候補の一つとして検討しつつ、自社にとって最適な機能を持つコンパクトタイプの足場台を選定しましょう。
 
なお、株式会社大同機械では、ピット開口作業台の他にも、さまざまなシーンや用途で活用できる足場関連設備を取り扱っています。
 
製品の詳細確認はもちろん、現場の状況やお客様のご要望から最適な設備のご提案も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
 
>>お問い合わせ・お見積もりはこちら<<
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