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工事現場での熱中症・暑さ対策を解説!効果が高い方法は…?

2022.06.14
汗を拭く作業員

猛暑の真夏において、深刻な問題といえるのが「熱中症のリスク」です。

なお、さまざまな業種で熱中症の被害が発生している中でも、建設業における熱中症の死傷者数は群を抜いています。厚生労働省の調査によると、熱中症による死亡者のうち40%は建設業が占めているため、対策は必須です。

そこで本記事では、真夏の工事現場における効果的な熱中症・暑さ対策について解説します。

基本的な対策から快適な作業環境を実現できるおすすめ設備まで具体的に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
 

工事現場での熱中症・暑さ対策は重要!

建設現場

過酷な夏の工事現場において、熱中症・暑さ対策は必須ともいえるほど重要な意味を持っています。

なぜなら、酷暑の環境で作業を行う建設業において、熱中症にかかる可能性は無視できないほど大きいからです。

現場や業種によっては、炎天下の屋上や熱気がこもる室内など体感50℃以上の環境でハードな作業を行わなければなりません。そのような環境下では、ベテランの作業員でも熱中症にかかってしまう可能性が十分あります。

なお、熱中症の代表的な症状は次のとおりです。

状態 症状
軽症 ・手足のしびれ
・立ちくらみ
・こむら返り
中等症 ・頭痛
・吐き気、嘔吐
・軽い意識障害
重症 ・全身痙攣
・内臓の機能障害

上記の症状に加え、熱中症は最悪の場合、死亡災害につながるほど危険性が高い症状とされています。国土交通省の管轄企業だけでみても毎年20人程度の作業員が亡くなっているようです。

現場内での作業を円滑に進め、労働災害を抑止するためにも、徹底的な熱中症対策が必要といえるでしょう。
 

工事現場での熱中症・暑さ対策の基本

水を飲む作業員

真夏の工事現場における基本的な熱中症・暑さ対策をご紹介します。

ただし、現場の状況や業種によって最適な対策は異なるため、どの現場にも適用できるスタンダードな対策をピックアップしました。

下記の内容を参考にして、工事現場でどのような対策を行うべきか検討してみてください。  

無理のない作業時間を心かける

大前提として、夏場の工事現場では作業時間を短くしたり、休憩を多めにとったりといった作業員の負担を軽減できるような時間の余裕が必要です。

真夏の現場作業は、体に想像以上の負担がかかります。普段通り動いているつもりでも、体がついていかず思うように作業が進まないケースも多いでしょう。

したがって、夏場は普段より余裕を持ったスケジュールを組み立てる必要があります。たとえば普段2時間ごとに休憩を設定している場合なら、1時間ごとの休憩に変更したり、休憩時間を15分から30分に変更したりなどの工夫を取り入れましょう。

納期的に休憩を増やしづらい場合は、早出や残業を増やし、出来るだけ涼しい時間に効率よく作業するなど、出来るだけ暑さがピークの時間に休めるような時間管理が必要です。  

作業しやすい環境を整える

工事現場の熱中症対策としては、出来るだけ作業がしやすいような環境づくりも必要です。快適に作業できる環境を整えるために、次のような設備の導入を検討してみましょう。

  • 大型扇風機
  • スポットクーラーや移動式エアコン
  • ミストファン
  • 簡易的な屋根やテント

また、近年では服にファンがついている「空調服」が支給されている現場もあります。見た目以上に暑さや発汗を軽減できるため、夏の必需品として手放せないという多くの意見が挙がっているようです。

くわえて、コンプレッションやアームカバーといった冷感効果のある作業着を導入するのもおすすめです。

真夏の作業における負担を少しでも軽減するためにも、手軽な対策として導入してみてください。  

こまめな水分・塩分補給を徹底する

もっとも基本的かつ重要な対策として、水分・塩分補給の徹底も忘れてはなりません。

なぜなら熱中症の原因の1つとして、発汗による体内の水分・塩分不足が挙げられるからです。

したがって、真夏の工事現場では、作業員全員が口にできる塩飴やタブレットを設置したり、スポーツドリンクを配布したりといった対策が必要となります。

また、熱中症を防ぐためには、作業員全員にこまめな水分・塩分補給の徹底を意識してもらうことも大切です。朝礼時や昼休憩のミーティングなどで注意喚起を行い、現場内における熱中症対策への意識向上を心がけましょう。
 

工事現場の暑さ対策に移動式エアコンが効果大

冷暖砲白サイくん

工事現場における熱中症対策として、移動式エアコンの導入は非常に効果的です。

そもそも、熱中症は体温が上がり続けることで、体の機能に異常があらわれます。つまり、少しでも体温が上がらない涼しい環境を用意するのが効率の良い対策なのです。

したがって、作業空間を涼しく保てる移動式エアコンは熱中症を予防し、普段と変わらない作業効率を維持するために最適な設備といえます。

なお、さまざまな現場用移動式エアコンが提供されている中で、特におすすめな製品が「冷暖砲白サイくん」です。

「冷暖砲白サイくん」の特徴は、業界最大である10馬力もの圧倒的なパワー
風速1m/sの風が20m先まで届く大風量と最大130㎥/minもの風を放出できるハイスペックによって、酷暑の現場も快適空間に変えられます。

また、キャスター付属により搬入や移動がしやすいのも嬉しいポイントです。
見た目は大型の移動式エアコンですが、2つに分離できるためロングスパンエレベーターはもちろん、乗用エレベーターにも搭載可能

さらにコンセントに繋ぐだけで使用でき、床を濡らさずに使える自動排水装置も搭載されているため設置場所が限定されづらいのも大きな魅力です。

熱中症から作業員を守り、快適な作業空間を提供するためにもパワーと使い勝手を兼ね備えた「冷暖砲白サイくん」の導入をぜひ検討してみてください!

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工事現場での熱中症・暑さ対策なら

仮設機材の販売・レンタル 大同機械

過酷な暑さになる夏の工事現場では、熱中症への対策が必須となります。

休憩をこまめに設け、水分・塩分補給を促すのはもちろん、作業空間を出来るだけ快適にすることも重要な対策です。

現場に合った冷房設備を導入し、大切な作業員を熱中症から守るための対策を徹底しましょう。

なお、幅広い工事現場で活躍できるハイパワーエアコン「冷暖砲白サイくん」の詳細をご覧になりたい方は「株式会社大同機械」まで気軽にお問い合わせください!
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