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おすすめの集塵機を3つ紹介!選ぶ際のポイント・注意点も

2025.05.13
おすすめの集塵機を3つ紹介!選ぶ際のポイント・注意点も

工事現場において、安全かつ効率的な作業を進めるためには、環境整備が必要不可欠です。特に、作業工程において粉塵が発生する場面では、空気を清浄化するための対策が必須となります。

そのようなシーンにおいて活用できる効果的な対策が、集塵機の導入です。

本記事ではクリーンな作業空間の実現に役立つおすすめの集塵機を3つ紹介します。また、具体的な活用例や製品選定時のポイントも詳しく解説するので、集塵機の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

そもそも集塵機とは?

そもそも集塵機とは?

集塵機とは、空気中の粉塵やすすなどの細かいゴミを吸引・捕集する機械です。

ゴミを吸う機械という意味では掃除機に近いイメージもありますが、明確に用途が異なります。

掃除機は、主に床に落ちているゴミを吸引するために使用する機械です。床面の細かい隙間に挟まったほこりやある程度大きなゴミも集められるように、高圧力で吸引できる製品が多い傾向にあります。

対して集塵機は、空気中に散布される細かい粉塵等を吸引するための機械であり、ゴミを吸い込む吸引力はそれほど高くありません。その分、風量が強く広範囲の空気を吸い込むための機能を備えています。

また、内部に複数のフィルターを搭載している製品が多く、微細なゴミを吸引しても目詰まりしにくい構造になっている点も特徴です。加えて、掃除機と比較してダクトホースが太く、タンク容量も大きい傾向にあるのも集塵機の性質といえるでしょう。

 

活用例

集塵機は、以下のような幅広いシーンで活用されています。

  • 粉塵や木屑が発生する「工事・建設現場」
  • 研磨作業を行う「工場」や「作業所」
  • 粉体のかくはんや練り込み作業を行う「食品加工場」
  • 鉱石の採掘・粉砕を行う「鉱山現場」
  • 調理工程で煙やすすが発生する「飲食店」
  • 煤煙が発生する「火力発電所」 など
上記のような粉塵や煤煙が発生するシチュエーションでは、作業環境が悪化しやすく、作業者への健康被害や労働意欲の低下につながる可能性があります。

また、粉塵や有毒なガスが外部に放出されると、近隣からのクレームや大気汚染が発生するケースも少なくありません。

加えて、作業環境が悪いと、使用している工具・機器が劣化しやすくなったり、製品品質が低下したりするリスクも考えられます。

このようなリスクを予防するためにも、粉塵や煤煙が発生する作業現場では、有毒物質の散布を防ぎ、空気を清浄化させるための対策が必要です。

作業現場で発生する有害な粒子を吸引できる集塵機を活用することで、従業員の健康や周辺環境に配慮したクリーンな労働環境の実現につながるでしょう。

 

おすすめの集塵機を紹介

ここからは当社、株式会社大同機械が取り扱っているおすすめの集塵機を3つ紹介します。弊社では、お客様のニーズに合わせて以下のような幅広い種類の集塵機を取り扱っています。

【おすすめ製品】
  • プチ集塵機
  • ポータブル集塵機
  • 集塵機 EJD1N
各製品の特徴やスペックを詳しく紹介しますので、自社にとって最適な性能を持つ集塵機をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

 

プチ集塵機

プチ集塵機

プチ集塵機は、文字通り小型のサイズが特徴的な集塵機です。軽量かつサイズが小さいため、狭い空間でも活用しやすいうえに、キャスター付で横移動なども容易です。

また、小型でありながら高い集塵性能を有しており、100V・0.4kwの電力で他社の200V集塵機と同等の処理風量を備えています。

加えて、インバーター制御により、60・48・40㎥/minの3段階で風量を切り替えできる点も特徴です。吸引する物質や設置場所に合わせて風量を調節できるうえに、稼働音も静かで周辺環境にも配慮しやすいため、幅広い用途・シーンで活用できる汎用性の高い製品といえるでしょう。

なお、プチ集塵機の仕様詳細は以下の通りです。

寸法(㎜) L940×W430×H724
自重(kg) 51
電源(V) 100
定格電流(A) 4.2
起動時電流(A) 12
騒音(db) 71(最大時)
処理風量(㎥/min) 60・48・40(インバーター制御により3速切替)
適応空間 中空間(中規模改修工事)
ダクト(㎜)※オプション φ300×5000
プチ集塵機の詳細を確認したい方や導入を検討している方は、下記のページからお気軽にお問い合わせください。

>>プチ集塵機に関するお問い合わせはこちら<<

 

プチ集塵機ポータブル集塵機

プチ集塵機ポータブル集塵機

ポータブル集塵機は、狭い場所での使用におすすめの超小型軽量の集塵機です。

軽量なだけでなく、持ちやすいハンドルも付いているため、スムーズな搬入・移動が可能です。

そのうえ、稼働音も静かなので、住宅が密集している工事現場や夜間の作業などにも使用しやすい製品といえるでしょう。

なお、ポータブル集塵機の仕様詳細は以下の通りです。

寸法(㎜) L490×W300×H410
自重(kg) 16
電源(V) 100
定格電流(A) 1.2
起動時電流(A) 7.7
騒音(db) 65(最大時)
処理風量(㎥/min) 10
適応空間 小空間
ダクト(㎜)※オプション φ300×5000
ポータブル集塵機の詳細を確認したい方や導入を検討している方は、以下のページからお気軽にお問い合わせください。

>>ポータブル集塵機に関するお問い合わせはこちら<<

 

プチ集塵機集塵機 EJD1N

プチ集塵機集塵機 EJD1N

集塵機 EJD1Nは、高い吸引力を備えた可搬式集塵機です。

特殊ファンモーターを搭載しており、小出力で最大の集塵効率を発揮します。フィルタはポリエステルを基本ろ材とするプリーツフィルタを採用しており、以下のような幅広いシーンで効率的な集塵処理が可能です。

  • リフォームの内装・解体時の集塵処理
  • 粉体移送・回収時の集塵処理
  • エアコン・空調ダクト・フィルタ等のエアブロー時の集塵処理
  • 局所の換気 など
また、本体には大型キャスターが取り付けられており、可搬性が高い点も特徴です。集塵機として機能性と使いやすさを両立したハイスペックな集塵機といえるでしょう。

なお、プチ集塵機の仕様詳細は以下の通りです。

寸法(㎜) φ620×H935
自重(kg) 48
電源(V) 単相100
定格消費電流(VA) 670<50Hz>
990<60Hz>
処理風量(㎥/min) 14.4<50Hz>
16.8<60Hz>
捕集効率(μm/%) 0.5/95
吸込ダクトホース(㎜) φ125×5000
プチ集塵機の詳細を確認したい方や導入を検討している方は、以下のページからお気軽にお問い合わせください。

>>集塵機 EJD1Nに関するお問い合わせはこちら<<

 

大同機械について

大同機械について

株式会社大同機械」は、仮設機材や資材のレンタル・販売、オリジナル商品の開発を手掛ける企業です。工事現場や工場・倉庫など、幅広いシーンで安全に効率よく業務を進めるために役立つ各種商品を取り扱っています。

電話やFAX、フォームからのお問い合わせはもちろん、仮設機材のレンタル・販売のネットショップ「仮設材.com」からのご注文にも対応しています。

また、ご希望の商品や数量が明確に決まっていない場合でも、工程ごとの最適な商品と搬入計画をご提案いたします。場合によっては、現地調査や製品の施工も可能です。

集塵機以外にも、建設現場における設備・機材不足でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。

>>お問い合わせ・お見積もりはこちら<<

 

集塵機を選ぶ際のポイント・注意点

集塵機を選ぶ際のポイント・注意点

集塵機を選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • 吸引する対象物にあった性能を持っているか
  • 集塵容量は十分か
  • 電動工具と接続できるか
  • 静音性は高いか
ここからは、各ポイントを深掘りして解説します。

 

吸引する対象物にあった性能を持っているか

集塵機を選定するにあたって、まず考えなければならないのが「何を吸引するのか」という点です。

特に、重視するべきポイントは「吸引する粉塵に水分が含まれるか」です。

集塵機は大きく「乾式専用」と「乾湿両用」の2種類に分かれます。石膏ボードやコンクリートなど、完全に乾いた粉塵を吸引するために使用するのが乾式専用の集塵機です。

一方で、水分を含んだ木屑なども吸引する可能性がある場合は、乾湿両用の集塵機が適しています。

乾式専用と乾湿両用の集塵機では、主にフィルターの種類や構造が異なり、吸引する物質に適した製品を使用しないと、モーターの故障や破損を引き起こす原因になりかねません。

そのため、集塵する物質と用途、設置場所の環境などを確認したうえで、適切な性能を備える製品を選定することが重要です。

 

集塵容量は十分か

集塵機を選ぶ際には、タンクの容量も確認しておくべきです。

タンクの容量が大きければ大きいほど、多くの粉塵を格納できるため、チリ捨ての頻度も抑えられ、作業の効率化につながりやすいでしょう。

ただし、大容量のタンクが備え付けられている集塵機は、本体のサイズや重量も大きい傾向があります。

設置する空間に対してオーバーサイズの集塵機を選んでしまうと、作業の邪魔になったり、移動や搬入に手間がかかったりする可能性があります。

そのため、設置スペースの広さや用途に応じて、適切な集塵容量とサイズ感を備えた製品を選ぶ必要があるでしょう。

 

電動工具と接続できるか

用途によっては、電動工具と接続できるかという点も確認しておくべきです。

集塵機のなかには、丸ノコやグラインダーなど粉塵が発生する機械と連結できる製品も存在します。

特に、連動機能付きの集塵機であれば、電動工具の動作に合わせて集塵機も作動するため、作業効率アップにつながるでしょう。

ただし、連動機能を搭載した集塵機はT型ノズルが付いていない製品も多く、用途が限定的になりやすい傾向にあります。

清掃用として掃除機のような用途でも使用したい場合は、T型ノズル付きの製品を選ぶか、連動機能付きの集塵機と別売のノズルをあわせて購入するとよいでしょう。

 

静音性は高いか

集塵機の選定ポイントとして、静音性の高さも確認したほうがよいでしょう。

風量の大きい集塵機は集塵性能が高い反面、稼働音が大きくなる傾向があります。

稼働音が大きい製品は、設置できる場所や時間帯が限定的になりやすいため、場合によっては不便さを感じてしまう可能性があります。

特に、建物が密集した住宅地や夜間の作業などにも集塵機を使用したい場合は、静音性の高い製品を選定するべきでしょう。

 

集塵機をお探しなら

今回はおすすめの集塵機を3つ紹介し、活用例や選定時のポイントなども解説しました。集塵機は空気中の細かいゴミを吸引・捕集するために活用される機械です。

主に粉塵・木屑が発生する工事・建設現場や研磨作業を行う工場など、粉塵や煤煙などが発生する幅広いシーンで使用されており、従業員の健康や周辺環境に配慮したクリーンな労働環境の実現に寄与します。

ただし、集塵機の導入効果を最大化するためには、吸引する物質や作業環境、用途に適した性能・サイズの製品を選ぶ必要があります。

本記事で紹介したおすすめ製品も選択肢に入れつつ、自社にとって最適な性能を備えた集塵機を選定しましょう。

なお、株式会社大同機械では本記事で紹介した各種集塵機以外にも、クリーンな現場作業を実現するために役立つ各種設備を販売・レンタルでご提供しております。

製品の詳細確認はもちろん、現場の状況やお客様のご要望から最適な設備のご提案も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

>>お問い合わせ・お見積もりはこちら<<
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