
季節や環境の影響を受けやすい工場や倉庫、工事現場において、真冬の暖房設備の有無は作業員のモチベーションや作業効率に大きな影響を与えます。実際に「冬場の作業環境を改善したい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
そのようなお悩みへの解決策として、本記事では暖房付き業務用エアコンを紹介します。暖房付き業務用エアコンの導入がおすすめの理由や選び方、汎用性抜群のおすすめ製品も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
業務用スポットエアコンは暖房付きがおすすめ

広い工事現場や工場で大活躍するスポットエアコンの導入を検討しているのであれば、暖房付きの製品がおすすめです。
業務用スポットエアコンといえば、冷房機能を思い浮かべる方も多いですが、暖房機能付きの製品も販売されています。1台でオールシーズン活躍できる冷暖房機能付きの製品を導入することで、無駄な設備コストを削減可能です。
また、火を使わない業務用スポットエアコンであれば、火気厳禁の場所でも暖かく快適な作業空間を実現できます。冬場でも快適な作業空間を整えることによって、従業員のモチベーションや作業効率の低下を予防する効果が期待できるでしょう。
「従業員のために夏だけでなく冬場の過酷な労働環境も改善したい」とお考えの方は、ぜひ暖房付き業務用スポットエアコンの導入をご検討ください。
業務用スポットエアコンを選ぶ際のポイント

業務用スポットエアコンを選ぶ際は、以下のポイントを意識することが大切です。
- 用途に応じて十分な冷暖房能力を持っているか
- 設置予定の場所に適したサイズか
- 導入や設置は簡単か
ここからは、各ポイントを深掘りして解説します。自社に導入する冷暖房設備選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
用途に応じて十分な冷暖房能力を持っているか
業務用スポットエアコンを導入する際は、用途に応じて十分な冷暖房能力があるかの確認が必要です。
冷暖房機能とは、主に製品の最大風量や馬力を意味します。
例えば、局所的な空間のみを暖めたい場合は、それほど高い機能は必要ありません。一方で、広大な空間をカバーした場合であれば、ハイスペックな設備が求められます。
導入目的や設置する空間の面積に応じて、適切な風量を備えた設備を選ぶことで、費用対効果の最大化につながるでしょう。
設置予定の場所に適したサイズか
業務用スポットエアコンを選ぶ際のポイントとして、サイズも確認しておくべきです。
具体的には、どの場所に設置するかを検討し、予定通り設置できる寸法の製品を選択する必要があります。
なお、設置場所を考える際は空間の広さはもちろん、電力供給源や排水方法も考慮しなければなりません。そのうえで、冷暖房が効率的に機能する場所に設置することが大切です。
上記のような問題をクリアするためにも、出来るだけ設置場所の自由度が高い製品を選びましょう。
導入や設置は簡単か
自社に導入する業務用スポットエアコンを選ぶにあたって、搬入時にかかる手間やコストも考慮しなければなりません。
大型の設備を導入する際、使用場所によっては、出入り口や階段を通過できないケースも考えられます。
その場合、設備を分解して設置場所で組み立てたり、レッカーで吊り上げたりといった搬入方法をとる必要があります。
設置場所の状況や搬入経路を考慮したうえで、スムーズに導入できるサイズ・スペックの製品を選ぶことが大切です。
【暖房機能付き】おすすめの業務用スポットエアコン

自社の工場や倉庫、工事現場に設置する暖房機能付き業務用スポットエアコンをお探しの方におすすめしたいのが株式会社大同機械が提供する「冷暖砲白サイくん」です。
ここからは、冷暖砲白サイくんの特徴や導入方法について詳しく紹介するので、自社で活用する空調設備を選ぶ際の参考にしてみてください!
詳細・特徴
「冷暖砲白サイくん」の特徴は、なんといっても業界最大級10馬力の圧倒的なパワーです。風速1m/sの風が20m先まで届く大風量と最大130㎥/minもの風を放出できるスペックの高さによって、過酷な夏や冬の作業空間も快適に変えられます。
室内機と室外機が一体の設計になっており、本体サイズは「W1690×D1572×H1890(直列配置)」と比較的大きめですが、分離も可能なので設置や搬入もスムーズです。
さらに工事不要、三相200V(60A)コンセントに繋ぐだけで設置可能なだけでなく、自動排水装置によって床が濡れる心配もないため、設置場所も比較的自由に決められます。
また、本製品にはキャスターが付いているため搬入や移動も簡単です。分離可能な設計によってロングスパンエレベーターはもちろん、乗用エレベーターにも積載できます。レッカーやユニックでの搬入もできるので、工事現場にも搬入しやすい製品といえるでしょう。
抜群の汎用性によって、作業効率アップやコスト削減など幅広いメリットが期待できる「冷暖砲白サイくん」の導入をぜひ検討してみてください!
冷暖砲白サイくんを動画でチェック
仕様詳細
冷暖砲白サイくんの仕様詳細は、以下の通りです。
型式 |
標準型 |
回転型 |
室内機型式 |
SU-E280 |
室外機型式 |
DSAC-SU280 |
寸法(㎜) |
室内機 |
W1690×D780×H1890 |
W1698×D784×H1890(使用時)
W1482×D784×H1890(収納時) |
室外機 |
W1230×D793×H1890 |
W1230×D793×H1890 |
自重(kg) |
426(室内機:186 / 室外機240) |
438(室内機:198 / 室外機240) |
電源(V) |
三相200( 50Hz/60Hz) |
電源コード長さ |
10m |
冷媒 |
R32 |
定格最大能力(kW) |
冷房 |
28.0 |
暖房 |
32.3 |
定格消費電力(kW) |
冷房 |
8.24 |
暖房 |
7.29 |
最大運転電流(A) |
43.2 50A漏電ブレーカー付 |
使用温度範囲(℃) |
冷房 |
湿球温度:15〜23 |
暖房 |
乾球温度:17〜28 |
コンセント形状 |
60A引っ掛け |
大同機械について
「
株式会社大同機械」は、仮設機材や資材のレンタル・販売、オリジナル商品の開発に携わる会社です。工事現場や工場・倉庫など、幅広いシーンで安全に効率よく業務を進めるために役立つ各種商品を取り扱っています。
弊社では、電話やFAX、フォームからのお問い合わせはもちろん、仮設機材のレンタル・販売のネットショップ「
仮設材.com」からのご注文にも対応しています。
また、ご希望の商品や数量などが明確に決まっていない場合でも、工程ごとの最適な商品と搬入計画をご提案可能です。
冷暖房設備以外にも、建設現場や工場で役立つ設備・機材をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。
レンタルの流れ
「冷暖砲白サイくん」はレンタルによってご提供しています。なお、具体的な導入までの流れは以下の通りです。
1.依頼する
電話やFAX、お問い合わせフォームからレンタルのご依頼やお見積もりが可能です。
2.注文を確定する
見積書の内容をご確認いただいた後、在庫や配送車の手配が完了次第、ご注文の確定となります。
3.料金を支払う
ご請求書を発行いたしますので、お支払いをお願い致します。
4.商品を受け取る
当社からご指定の場所に商品を配達し、納品書をお渡しいたします。また、倉庫での引き渡しや発送も可能です。
5.商品を返却する
返却の依頼をいただいた後、商品の引き取りに伺います。なお、商品の受け渡し時と同様、倉庫への直接返却も可能です。
なお、必要に応じて設置場所や数量、搬入計画などもご提案させていただきます。現地調査にも対応いたしますので、まずは気軽にお問い合わせください。
暖房付き業務用スポットエアコンはこんな場所におすすめ

暖房付き業務用スポットエアコンは、主に以下のような場所で活用するのがおすすめです。
ここからは、各場所における暖房付き業務用スポットエアコンの導入メリットを詳しく解説します。
工場・倉庫
暖房付き業務用スポットエアコンは、工場・倉庫におすすめの設備です。
工場や倉庫は面積が広い施設が多く、空間全体に空調を効かせるのが難しい傾向にあります。
また、空間全体に暖かい風を行き渡らせるためには、ハイスペックな設備が必要です。一般的に大風量や対応面積が広い製品ほど、電力消費が激しいため、イニシャルコスト・ランニングコストともに高額化しやすいでしょう。
その点、暖房付き業務用スポットエアコンであれば、面積が広く空間全体を暖めづらい工場や倉庫への設置にも最適です。必要最低限のコストで人が作業する場所のみを効率的に暖められるため、費用対効果が高い選択肢といえるでしょう。
工事現場
暖房付き業務用スポットエアコンは、工事現場の暑さ・寒さ対策としても効果的な設備です。
工事現場では、暑さ・熱中症対策が特に重要視されていますが、年間をとおして安定的に作業効率を高めるためには、寒さ対策も必要です。
とはいえ、屋外作業の多い工事現場では、大型の空調設備を導入しづらい傾向があります。
その点、暖房付き業務用スポットエアコンは、局所的な暖房効果が期待できるため、半屋外の工事現場など過酷になりやすい作業空間にもおすすめです。
ただし、現場の構造や設備のサイズによっては、搬入しづらいケースもあるため、移動性能や設置場所の自由度が高い製品を選ぶと良いでしょう。
イベント会場・体育館
暖房付き業務用スポットエアコンは、イベント会場や体育館などにも設置しやすいのが特徴です。
イベント会場や体育館などは、面積が広いうえに天井も高い施設が多いため、空間全体を暖めるためにはハイスペックな暖房設備が必要となります。
また、イベント会場は、屋外または半屋外であるケースも多いので、空調設備の効果が発揮されづらい場所です。
その点、大風量かつ風向を調整しやすい業務用スポットエアコンであれば、人が集まる場所やブースをピンポイントで暖められます。
暖かい空気を下から上に流すことで、天井の高い施設においても快適に過ごせる環境を整えられるでしょう。
業務用スポットエアコンの購入とレンタルを比較

業務用スポットエアコンの導入で、購入とレンタルのどちらを選択すべきか迷っている方も多いでしょう。
購入とレンタルには、それぞれメリット・デメリットがあるため、自社にとってどちらの運用方法が適しているか見極めることが大切です。
ここでは、業務用スポットエアコンを購入する場合とレンタルする場合のメリット・デメリットを紹介します。
購入のメリット・デメリット
業務用スポットエアコンを購入する場合のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット |
長期的に運用する場合はトータルコストが低くなりやすい |
自社の所有物として自由に運用できる |
デメリット |
高額な初期費用がかかる |
使用しない時期の保管場所に困る可能性がある |
メンテナンスに手間やコストがかかる |
購入することで、長期的なトータルコストは低くなる可能性があります。本体購入時にコストがかかるものの、その後は電気代やメンテナンス費用のみで運用できるため、レンタルよりもランニングコストを抑えられるでしょう。
また、業務用スポットエアコンを購入すれば自社の資産になり、レンタル品と比較して自由に取り扱いしやすい点もメリットです。
ただし、高額な初期費用がかかるため、予算に余裕がない企業にとってはハードルが高くなるでしょう。
加えて、使用しない時期の保管場所や定期的なメンテナンスなど、設備管理にコストがかかりやすい点も大きなデメリットです。
レンタルのメリット・デメリット
業務用スポットエアコンをレンタルする場合のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット |
イニシャルコストを削減できる |
設備を保管する場所を用意するための手間やコストがかからない |
自社で設備のメンテナンスをする必要がない |
搬入出をレンタル業者に任せられる |
デメリット |
長期的に運用する場合はトータルコストが高額化する可能性もある |
コストをかけても自社の資産にはならない |
レンタルであれば、製品の購入にかかる高額な初期費用は発生しません。加えて、設備の保管やメンテナンス、搬入出はレンタル業者に任せられるため、最小限のコストで手軽に利用できます。
ただし、ランニングコストとしてレンタル費が発生するため、長期的に利用する場合は、購入よりも高くつく可能性があります。
また、費用をかけても最終的に設備を返却しなければならず、自社の資産として残らない点もデメリットです。
暖房機能付きの業務用スポットエアコンなら
自社の工場・倉庫や工事現場に業務用スポットエアコンの導入を検討しているのであれば、暖房機能付きの製品がおすすめです。
夏だけでなく、冬の寒さへの対策も徹底することで全シーズンを通して、従業員のモチベーションや作業効率を維持できます。
そのためにも、本記事でご紹介したポイントを参考にして、自社に最適なスペックを持つ製品を検討しましょう。
なお、業界最大級の馬力と抜群の汎用性を誇る「冷暖砲白サイくん」の詳細をご覧になりたい方は「
株式会社大同機械」まで気軽にお問い合わせください。