
簡易的な高所作業に活用される足場台には、サイズや形状の異なるさまざまな製品が存在します。なかでも、幅広タイプの足場台は安全性が高く、活用できるシーンが多い製品です。
しかし、自社に導入する幅広タイプの足場台を選ぶにあたって、最適な製品が分からない方もいるのではないでしょうか。
そのような方に向けて、本記事では幅広タイプの足場台をお探しの方におすすめの製品を紹介します。幅広タイプの足場台の主な活用シーンや、製品選定のポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
【幅広タイプの足場台】可搬式作業台「デスクまたぎ」
.
障害物が多い現場で効率的に高所作業を行いたい場合には、株式会社大同機械が提供している幅広タイプの可搬式作業台「
デスクまたぎ」がおすすめです。
デスクまたぎの特徴や製品詳細を紹介します。
特徴
天板の幅は780mm、長さは2100mmと広く、キャスター付きはしごと組み合わさった構造により、安定した作業が可能です。
デスクまたぎの特徴は、高さ1300~1600mmの範囲で5段階(60mmピッチ)調整可能な伸縮機能がある点です。1人で簡単に高さ調整ができるため、作業環境に応じて柔軟に使用できます。点検口作業や設備メンテナンス、天井や壁の仕上げ・改修工事など、障害物が多い場所での作業に適しており、十分な作業スペースを確保できます。
また、軽量設計で折りたたみ可能なため、作業場所への搬入出がスムーズに行えるのも大きな利点です。加えて、作業の安全性を向上させるためのオプションパーツも充実しており、転落を防ぐ「手掛り棒」「セーフティガード」や、揺れや転倒を防ぐ「アウトリガー」などがあります。
安全かつ効率的に高所作業を進められる作業台であり、多様な作業環境で活用できます。
製品詳細
デスクまたぎの製品・スペックの詳細は、以下の通りです。
型式 |
TAN-16 |
天板有効寸法 |
幅 |
780mm |
長さ |
2100mm |
作業床高さ |
1300〜1600mm |
ピッチ |
60mm |
設置寸法 |
幅 |
814mm |
長さ |
2490mm |
収納寸法 |
幅 |
814mm |
長さ |
528mm |
厚み |
1315mm |
自重 |
58kg |
許容荷重 |
1.47/150(kN/kgf) |
オプションパーツ |
・妻側バー付手掛り棒
・セーフティガード
・はしご
・アウトリガー |
なお、製品ページでは、詳細資料として「デスクまたぎ」のカタログも配布しています。製品の詳細を確認したい方は、以下のページをご確認ください。
>>「デスクまたぎ」のカタログダウンロード・お問い合わせはこちら<<
株式会社大同機械について
「
株式会社大同機械」は、仮設機材や資材のレンタル・販売、オリジナル商品の開発に携わる会社です。
工事現場や工場・倉庫など幅広いシチュエーションにおいて、安全に効率よく業務を進めるために役立つ各種商品を提供しております。
当社では、電話やFAX、フォームからのお問い合わせはもちろん、仮設機材のレンタル・販売のネットショップ「
仮設材.com」からのご注文にも対応可能です。
また、ご希望の商品や数量が明確に決まっていない場合でも、工程ごとの最適な商品と搬入計画をご提案いたします。場合によっては、現地調査や製品の施工も可能です。
足場台や作業台以外にも、建設現場における設備・機材不足でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
>>お問い合わせ・お見積もりはこちら<<
幅広タイプの足場台の活用シーン
幅広タイプの足場台は、主に以下のようなシーンで活用されています。
- 高さ2〜3m程度の高所作業
- 障害物の少ない広い室内における天井や壁面の仕上・補修作業
- 屋外の外壁メンテナンスや塗装補修作業
- 洗車や車両のメンテナンス など
一般的に足場台・作業台のサイズは、高さ2m以内が主流です。なぜなら、高さ2m以上の箇所に登って作業をする場合は、原則として足場を組み立てる必要があるからです。
厚生労働省の省令「労働安全衛生規則」の第518条では、作業床の設置について以下のようなルールを記しています。
(作業床の設置について)
高さが2メートル以上の箇所で作業を行わせる場合には、墜落災害を防止するために足場を組み立てる等の方法により、作業床を設けなければなりません。足場の設置により作業床を設けることが困難な場合には、防網を張り、安全帯を使用させる等墜落を防止するための措置を講じなければなりません。(労働安全衛生規則第518条) |
引用:
墜落・転落災害の防止のため安全衛生規則(抜粋)
足場台を使用する際は、最大2mの作業床の上に作業員が乗るため、高さ2〜3m程度が主な作業範囲になります。
なお、幅広タイプの足場台は障害物が少なく、広い設置スペースを確保できる場所であれば、さまざまな場所で活用可能です。
屋内の場合は天井や壁面の仕上・補修作業などに用いられるケースが多く、作業床の面積が広いため、安全かつ効率的な作業を実現しやすいでしょう。
また、軽度かつピンポイントな屋外の外壁メンテナンスや塗装補修作業など、足場を組む必要のない高さの屋外作業に用いられることもあります。
加えて、洗車や車両のメンテナンスなどにも活用でき、幅広い箇所・用途で活用しやすい高所作業設備といえるでしょう。
幅広タイプの足場台を選ぶ際のポイント
幅広タイプの足場台を選ぶ際は、以下のポイントを重視しましょう。
- 使用場所に合ったサイズか
- スムーズに搬入出できるか
- 安全性の高い製品か
ここからは、各ポイントを詳しく解説します。足場台の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
1.使用場所に合ったサイズか
幅広タイプの足場台を選ぶにあたって、使用場所に合ったサイズを備えているか必ず確認しておくべきです。
特に、作業床の高さは重視する必要があります。作業員が天板の上に乗った際、どの程度の高さになるのか確認しておきましょう。そのうえで、使用箇所の高さと照らし合わせ、無理なく作業できる足場台を選定することが大切です。
また、幅広タイプの製品は作業床のサイズが大きい分、建物や構造物に干渉しやすいため、設置場所の広さや障害物の有無も意識しなければなりません。
使用箇所の高さや広さ、作業床の上で行う作業など、製品に求められる要件を総合的に洗い出したうえで、最適なサイズの足場台を比較・検討しましょう。
2.スムーズに搬入出できるか
幅広タイプの足場台を選ぶ際は、搬入出のしやすさも考慮する必要があります。
天板が広い幅広いタイプの足場台は、狭い現場への搬入出が手間取りやすい傾向があります。そのため、使用箇所への搬入経路を想定し、導入可能な製品の寸法を確認しておくことが大切です。
なお、基本的に足場台は足を折りたたんで収納できる製品が多いため、搬入時における高さの問題は比較的容易にクリアできます。
一方で、幅広タイプの足場台は、天板の横幅サイズが大きいだけでなく、縦長な製品も多い傾向があるため、可搬性を確かめる際は縦横の収納寸法を重点的に確認し、使用箇所へスムーズに搬入可能な製品を選びましょう。
3.安全性の高い製品か
幅広タイプの足場台を選ぶにあたって、安全性の高さも重視するべきポイントです。
具体的には、足場台の転倒や作業床からの墜落を防止する、以下のようなパーツ・機能を搭載しているか確認しておきましょう。
- 手すり(セーフティーガード)
- アウトリガー
- 壁当て など
基本的に作業床が広い幅広タイプの製品は、足場台のなかでも安全性を確保しやすいですが、油断は禁物です。設置スペースが広くなる分、外部から接触されやすくなるとも考えられるので、転倒・墜落を予防できる安全性の高い製品を選定しましょう。
幅広タイプの足場台を活用するなら
幅広タイプの足場台は、さまざまな用途やシチュエーションで簡易的な足場として活用できる利便性の高い設備です。
製品の導入を検討している方は、サイズや安全性の確認はもちろん、自社の用途や導入目的に合っているかを確認する必要があります。
本記事で紹介した可搬式作業台「デスクまたぎ」も選択肢に入れつつ、自社にとって最適な機能を持つ幅広タイプの足場台を選定しましょう。
なお、株式会社大同機械では、「デスクまたぎ」以外にも、安全かつ効率的な高所作業をサポートする各種設備を販売・レンタルでご提供しております。
製品の詳細確認はもちろん、現場の状況やお客様のご要望から最適な設備のご提案も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
>>お問い合わせ・お見積もりはこちら<<