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オフィスの防災対策の基本とおすすめグッズを紹介

2025.05.20
オフィスの防災対策の基本とおすすめグッズを紹介
自然災害が多い日本では、オフィスにおける防災対策も不可欠です。企業の社会的責任を果たす上でも、従業員への安全配慮は欠かせません。
 
今回は、オフィスで行うべき基本的な防災対策と、おすすめの防災グッズを紹介します。  

オフィスの防災対策が重要な理由

オフィスの防災対策が重要な理由
 
日本は地震や台風、火災など、自然災害が頻発する国なので、オフィスにおいてもそれらの災害には常に備える必要があります。
 
地震が発生すると、オフィス内の家具や機器が倒れてケガをするリスクや、火災で避難が遅れて命を危険にさらすことになる可能性が考えられます。オフィスでは多くの人が一日の大半を過ごしており、その場で災害に見舞われることも少なくありません。そのため、いざという時に従業員が迅速に避難できるよう、日頃から防災対策を徹底しておく必要があるのです。
 
また、オフィスの防災対策は、企業の責任でもあります。労働契約法では、企業は労働者の安全を守る義務があると定められており、従業員が安全に働ける環境を整えることが求められています。さらに、消防法では、火災時に迅速に対応できるように防火管理が義務付けられており、避難訓練の実施や消火設備の設置が必要です。これらの法的な義務を守らなければ、万が一災害が起こった際に企業が責任を問われることになります。
 
さらに、オフィスで起こり得るリスクとしては火災も忘れてはなりません。オフィス火災の原因の多くは電気機器の過負荷や漏電によるもので、特にOAタップや古い電気コードの使用が原因になることが多いです。これらを踏まえると、日常的にオフィス内の安全点検や防災グッズの備蓄、電気機器の使用状況の確認を行い、常に安全対策を万全にしておくことが重要なのです。
 

オフィスの防災対策の基本

オフィスの防災対策の基本
  オフィスの防災対策の基本的な取り組みとして以下の5つが挙げられます。
 
  • オフィス家具・機器の転倒防止
  • データのバックアップ
  • 避難経路の確保と周知
  • 非常用物品の備蓄
  • 帰宅困難者への対策

オフィス家具・機器の転倒防止

オフィス内での最も大きなリスクの一つは、地震による家具や機器の転倒です。特に背の高いキャビネットや棚は、揺れによって大きく動きやすく、倒れると従業員がケガをしたり、避難経路が塞がれたりする危険があります。転倒を防ぐためには、家具をしっかりと固定することが重要です。
 
具体的には、L字金具や転倒防止ベルトを使って家具を壁や床に固定しましょう。粘着マットを機器の下に敷いて、地震による滑りを防ぐのも効果的です。また、オフィスレイアウトを見直し、背の高い家具はデスク周辺ではなく壁沿いに配置するなど、万が一に備えた配置を心がけましょう。
 

データのバックアップ

災害が発生すると、パソコンやサーバーが破損する可能性があります。特に重要なデータや顧客情報が失われると、業務に甚大な影響を及ぼすため、事前にデータのバックアップを取っておくことが必須です。
 
クラウドストレージや外部サーバーを利用することで、データをオフィス外に保管し、災害後でも迅速にアクセスできるようにしましょう。また、定期的なバックアップのスケジュールを組み、最新のデータが常に保存されているか確認することも大切です。遠隔地にバックアップを取ると、オフィス自体が被災してもデータの復旧が容易になります。
 

避難経路の確保と周知

避難経路を確保し、従業員にその経路をしっかりと周知することは、災害時に命を守るために不可欠です。避難経路に物を置かず、常に整頓された状態を保つことも重要です。避難口や非常階段への道が塞がれていると、迅速な避難ができなくなり、大きな危険を伴います。
 
オフィスのすべての従業員に避難経路と避難場所を周知させるため、定期的に避難訓練を実施しましょう。訓練では、緊急時に誰が避難誘導を行うかを決め、その役割を確実に伝えることが大切です。
 

非常用物品の備蓄

災害が発生した後、オフィスに長時間とどまるケースに備え、非常用物品を十分に備蓄しておくことも必要です。特に飲料水や食料は、従業員が安全に数日間過ごせるように3日分を目安に準備しましょう。
 
その他にも、救急セット、簡易トイレ、毛布なども重要です。特に冬場は防寒具の備蓄が必要ですし、夏場には熱中症対策として水や塩分補給ができるアイテムも必要です。それらの物品は、使用期限や状態を定期的に点検し、必要に応じて更新しましょう。
 

帰宅困難者への対策

災害時、地震や台風などの大規模災害が発生すると、公共交通機関が停止し、帰宅困難者が多く発生する可能性があります。帰宅困難者への対策は、近年非常に重要視されており、企業は従業員をオフィス内に待機させる対策を講じることが求められています。
 
そのため、従業員が安全に待機できるような備えをしておきましょう。また、従業員が徒歩で帰宅する場合に備えて、運動靴や地図を用意しておくことも大切です。さらに、帰宅時の経路をあらかじめ確認しておき、従業員一人ひとりが自分の帰宅手段を把握しているか確認しましょう。
 

オフィスの防災対策におすすめのグッズ

 
オフィスでの防災対策を強化するためには、適切な防災グッズを導入するのが効果的です。ここでは、オフィス防災に特におすすめのアイテムを4つご紹介します。
 

ファイヤーキラー消えまっせ

 
初期消火に特化した消火用具です。誰でも簡単に扱えるよう設計されており、火災が発生した際に火元に向かって投げ込むだけで消火が可能です。A(木材・紙など)、B(油火災)、C(電気火災)とすべての火災に対応しているので、さまざまなタイプの火災に迅速に対応できます。  
後処理も非常に簡単で、消火後は水で洗い流すだけで済むため、粉末型消火器に比べて後片付けの手間が大幅に軽減されます。また、人体に無害な食品添加物が主成分であり、環境にも優しいのも特徴です。ただし、この消火剤は消防法で認定された正式な消火器ではないため、オフィスには必ず消防法に準拠した粉末型消火器を併用して設置するようにしましょう。
ファイヤーキラー消えまっせの詳細はこちら>>  

非常用シリンダーライト

非常用シリンダーライト  
「非常用シリンダーライト」は、停電時に役立つ高性能な照明機器です。災害時には電源が失われることが多く、その際に明かりが確保できるかどうかは非常に重要です。「非常用シリンダーライト」は、電源喪失時でも約2時間の間、安定して点灯します。
非常用シリンダーライトの詳細はこちら>>  

バッテリータンクPlus

バッテリータンクPlus  
「バッテリータンクPlus」は、災害時に電源供給を確保できるポータブルバッテリーです。オフィスの停電時にはパソコンや照明、通信機器の使用が一時的に停止する可能性がありますが、このバッテリーがあれば、重要な機器を稼働させ続けることができます。工具や仮設照明用の電源としても使えるため、広範囲での作業が必要な場面でも非常に役立ちます。
 
バッテリーは最大で5kWhまで容量を増設でき、長時間の電力供給が可能です。さらに、キャスター付きで移動も簡単なため、非常時の持ち運びにも便利です。
バッテリータンクPlusの詳細はこちら>>  

デルタプロ

デルタプロ  
「デルタプロ」は、非常時の大容量電源として活躍するポータブル電源です。定格出力3,000W、瞬間最大6,000Wの出力を持つこのバッテリーは、ほとんどの電化製品に対応し、災害時に重要な複数の機器を同時に使用できます。大容量バッテリーを備えているため、長時間の電力供給も安心です。
 
また、キャスターが付いており、オフィス内外で簡単に移動が可能なため、必要な場所へスムーズに持ち運べるのも便利なポイントです。
デルタプロの詳細はこちら>>
 

オフィスの防災対策をするなら

 
オフィスの防災対策において、防災グッズの準備は欠かせない要素です。株式会社大同機械では、この記事で紹介した様々な防災グッズを取り揃えています。  
ワンランク上のオフィス防災対策を目指すのであれば、ぜひ株式会社大同機械の製品をご活用ください。  
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