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【仮囲いの種類】それぞれの特徴や適した現場などを解説

2026.01.29
【仮囲いの種類】それぞれの特徴や適した現場などを解説
仮囲いには様々な種類が存在し、製品によって適切な設置場所が異なります。実際、工事現場の管理に携わる方のなかには、どの製品を選ぶのがベストかわからずに迷っている方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、工事現場で使用される仮囲いの種類と特徴について詳しく解説します。現場周辺の環境や用途にあわせて活用できる各種仮囲い関連製品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。  

仮囲いとは?

仮囲いとは?
仮囲いとは工事期間中、現場の周りに設置される一時的な囲いのことです。主に次のような目的で工事を行う敷地の境界線に沿って設置されます。

  • 通行人や近隣住民の安全を確保するため
  • 資材・工具のはねだしや転倒・落下物対策として
  • 現場内で発生する粉塵の飛散を防ぐため
  • 作業音や機械の動作音など騒音対策として
  • 工事関係者以外の侵入を防ぐため
  • 現場周辺の景観を維持するため
  • 資材・工具の盗難対策として
  • 工事の進捗状況などの情報漏洩対策として など

なお、仮囲いには鋼板パネルを使用した耐久性の高いものから、手軽に設置できる簡易的なものまで様々な種類があります。材質や形状によって、導入メリットが異なるため、設置する現場に合わせて適切な性能の製品を選定することが大切です。  

仮囲いの種類は?

仮囲いの種類は?
工事現場で使用される仮囲いの主な種類は、次のとおりです。

  • 鋼板
  • パネル
  • フェンス
  • ネット

ここでは、種類別に仮囲いの特徴を詳しく解説します。自社が管理する工事現場に最適な仮囲いを見極めるための判断材料として、ぜひ参考にしてください。

鋼板

鋼板タイプの仮囲いは、主にガルバリウムや亜鉛メッキといった金属板を使用するのが特徴です。強度と安全性が高いことから、「安全鋼板」や「万能鋼板」と呼ばれることもあります。
鋼板タイプは、基本的に1.8m以上の製品が多く、仮囲いの設置が義務付けられている工事現場で使用される傾向があります。衝撃や風圧に対する耐久性や防音・防塵性能が高いため、長期間にわたって工事を行う現場や大規模工事でも使用しやすい点がメリットです。
ただし、製品重量が重く、設置・運搬に人手や時間かかりやすいというデメリットもあります。短期工事や耐久性がそこまで求められない現場においては、費用対効果が低い製品といえるでしょう。

パネル

パネルタイプでは、主に高強度のプラスチックやアルミニウム合金などで作られたパネルを接続して組み立てるのが特徴です。
鋼板タイプと同様に1.8m以上のサイズの製品が多く、法的に仮囲いの設置を義務付けられている工事現場で使用できます。一定の耐久性を確保しつつも、軽量で取り扱いやすい製品が多いため、設置を効率的に進められるのがメリットです。
加えて、採光性や現場内の視認性に優れたクリアパネルタイプや、都市の景観に配慮するためにデザインされたパネルなど、製品バリエーションも充実しており用途にあわせて選べます。
ただし、耐久性や防音・防塵性能は鋼板タイプに劣ります。

フェンス

フェンスタイプは、金属またはプラスチック製のガードフェンスを用いた仮囲いです。軽量で持ち運びやすく、手軽に設置しやすいうえに視認性も高いことから幅広い工事現場で使用されています。
ただし、鋼板タイプやパネルタイプの仮囲いと比較して、耐久性や密閉性は大きく劣ります。加えて、高さ1.8m以上の法的要件を満たさない製品も多いため、使用できる箇所が限定されやすい点もデメリットです。
したがって、現場内外の安全確保よりも、視覚的な区画分けに特化した仮囲いといえるでしょう。

ネット

ネットタイプは、主にプラスチック製のネットを設置する仮囲いです。
軽量で運搬しやすく、簡単に設置できる反面、耐久性の観点ではほかの仮囲いに大きく劣ります。製品のサイズも1〜1.5m程度のものが多いため、仮囲いの設置が義務付けられている工事現場では使用しづらいでしょう。
そのため、ほかの仮囲いと併用して補助的に使用したり、危険区域を視覚的に周知する目標として用いられたりするケースが一般的です。  

仮囲いを選ぶ際のポイント・注意点

仮囲いを選ぶ際のポイント・注意点
工事現場に設置する仮囲いを選ぶ際は、用途や環境にあわせて適切なサイズ・性能の製品を見極めることが大切です。

仮囲いの設置義務については、建築基準法施行令において次のように定められています。

(仮囲い)
第百三十六条の二の二十 

木造の建築物で高さが十三メートル若しくは軒の高さが九メートルを超えるもの又は木造以外の建築物で二以上の階数を有するものについて、建築、修繕、模様替又は除却のための工事(以下この章において「建築工事等」という。)を行う場合においては、工事期間中工事現場の周囲にその地盤面(その地盤面が工事現場の周辺の地盤面より低い場合においては、工事現場の周辺の地盤面)からの高さが一・八メートル以上の板塀その他これに類する仮囲いを設けなければならない。

ただし、これらと同等以上の効力を有する他の囲いがある場合又は工事現場の周辺若しくは工事の状況により危害防止上支障がない場合においては、この限りでない。


引用:建築基準法施行令 | e-Gov 法令検索

上記のとおり、高さ13mまたは軒の高さが9mを超える木造建築物を建築・修繕・解体する場合は、仮囲いの設置が義務付けられます。木造以外の建築物であれば、2階以上の階数を有する場合が対象です。

その際、設置する仮囲いは1.8m以上でなくてはならないと定められています。ただし、同等以上の効力が見込まれる囲いがすでにある場合や、周辺環境や工事の状況から危険が少ないと判断できる場合は例外です。

したがって、まずは対象となる建築物や工事の種類、周辺環境から仮囲いの要否を判断する必要があります。そのうえで法令上、仮囲いが必要な場合は1.8m以上の高さをもつ製品を選定しなければなりません。

また、周辺環境の特性にあわせて必要な性能を備えているか、判断することも大切です。たとえば、風の強い沿岸部では、倒壊の危険があるため強風への耐性をもつ仮囲いが求められます。加えて、潮風によって錆が発生しやすいので、耐食性のある製品が望ましいです。

このように仮囲いを設置する工事現場の環境や用途にあわせて、最適な性能の製品を選定することで、事故やトラブルの発生リスクを下げられるでしょう。  

【仮囲い】関連製品

建設現場で活用できる仮囲いをお探しの方は、株式会社大同機械にご相談ください。弊社では、材質やサイズ、用途が異なる各種仮囲いと関連製品を複数取り扱っています。

製品名 製品の特徴・用途
安全鋼板 ・工事現場に広く普及しているスタンダードタイプの仮囲い
・耐久性や耐食性、耐候性に優れる
・現場周辺の美観を保つためにも役立つ
ガードフェンス/プラスチックフェンス ・作業スペースの仮囲い用防護フェンス
・手早く設置でき、現場内への人の立ち入りを制限できる
・扉付きやオールメッシュ、プラスチックタイプなど製品バリエーションも豊富
ポリガード ・2山鋼板を使ったポリカーボネート製の透明パネル
・視認性と採光性が高く、工事現場の出入り口やコーナーなどでの衝突防止に役立つ
・現場内外がみえるため、事故防止・防犯対策にも効果的
パンチング ・細かい穴が空いたパンチング仕様の仮囲い鋼板
・風圧を緩和して仮囲いの倒壊を予防できる
・現場内外の可視化により、防犯対策にも役立つ
アドフラット ・凹凸のない仮囲い鋼板
・工事現場と周辺環境との美しい調和が可能
・すき間なく鋼板を連結できるクランク構造と、表面の金具をなくした外側から外せない仕様によって高い耐久性と防犯性能を実現
・通行人の衣服や身体に金具がひっかかる危険性もないため、安全性も抜群
・後付けできる防音アドフラットやLEDアドサインパネルなどオプションも充実
カラーコーン ・プラスチック製のパイロン
・立ち入り禁止区域や危険な場所を周知可能
・手軽に設置できる簡易的な囲いとして利便性が高い
キャスターゲート ・工事現場への出入り口として仮囲いに取り付け可能なキャスター付きゲート
・軽量かつ耐久性に優れる高強度材質のアルミ合金を使用
・強度だけでなく、操作性や美観も優れた高機能製品
サイクルパネルゲート ・サイズが豊富なパネル式ゲート
・シンプルかつすっきりとした構造で都市景観にも配慮
・基礎に柱を建てるタイプと柱なしで手軽に設置できるタイプの2種類を用意
・求められる強度や設置箇所の寸法に合わせて柔軟に活用可能


株式会社大同機械では、上記の製品以外にも工事現場の区画整備や安全確保に役立つ設備・機材をご用意しています。各製品の詳細を知りたい方はもちろん、確認しておきたい疑問やご相談がある場合も、お気軽に以下のページからお問い合わせください。

>>準備工事製品に関するお問い合わせはこちら<<

 

仮囲いの種類について

本記事では仮囲いの種類別に特徴や導入メリットを解説しました。事故やトラブルを未然に防ぐためにも、設置する工事現場の環境や用途にあわせて適切なサイズ・性能の製品を選びましょう。

なお、自社が管理する工事現場に設置できる仮囲いをお探しであれば「株式会社大同機械」にお任せください。

株式会社大同機械は、仮設機材や資材のレンタル・販売、オリジナル商品の開発に携わる会社です。工事現場や工場・倉庫など、幅広いシーンで安全に効率良く業務を進めるために役立つ各種商品を取り扱っています。

また、ご希望の商品や数量が明確に決まっていない場合でも、工程ごとの最適な商品と搬入計画をご提案いたします。場合によっては、現地調査や製品の施工にも対応可能です。

仮囲い以外にも、建設現場における設備・機材不足でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。

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