
荷取りステージは、工事現場において高層階へ直接、資材や設備を搬入・搬出するために役立つ設備です。荷取りステージを有効活用することで、物資の搬入出にかかる手間や時間を削減できるため、工期の短縮や作業効率アップにつながります。
本記事では、物資の搬入作業を安全かつ効率的に進められる荷取りステージの用途や種類、設置・運用時のポイントを詳しく解説します。荷取りステージを簡単に設置できるおすすめ製品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
荷取りステージとは?

荷取りステージとは、資材の受け渡しや搬入・搬出を安全かつ効率的に行うために、外部足場の一部に設ける平台のことです。
一般的な足場は作業員が移動や作業をするために設けられますが、基本的に荷取りステージは荷物を受け取る専用の場所として設置されます。そのため、一般的な足場と違って外側に張り出す形で設置されるのが特徴です。
ここでは、荷取りステージの主な用途や種類について解説します。荷取りステージの設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
用途・活用シーン
荷取りステージは、主に次のようなシーンで活用されます。
- マンション・ビルの外部改修工事
- 新築工事での資材搬入
- 高層足場の荷揚げ作業
- クレーンを使って外部から部材を入れる現場 など
上記のような幅広い工事現場において、荷取りステージはクレーン車で部材を吊り上げたり、外部から材料を直接受け取ったりする際の受け皿として機能します。特に、大量の資材を搬入・荷揚げする大規模改修工事において、活用される機会が多い傾向にあります。
種類
荷取りステージは、主に次の2種類に分かれます。
- 足場材を使ってステージを組むタイプ
- 既製品の荷受用構台やコンテナを足場に取り付けるユニットタイプ
前者の方法では、一般的な高所作業に使われる足場材を使用してステージを組み上げます。昇降・高所作業用の足場から延長する形でステージを設置するため、部材を兼用できる点がメリットです。
また、搬入する物資のサイズや量、現場・足場の構造にあわせて、ステージの広さや形状を柔軟に変更できるのも大きな特徴です。ただし、組み立てや解体に手間と時間がかかる点はデメリットといえます。
一方、ユニットタイプの場合は、既製品の荷取りステージをクレーンで吊り上げてそのまま足場に設置できます。足場上でステージを組み上げる必要がないため、短期間で安全に荷受け用のスペースを確保できるのがメリットです。
ただし、既製品を活用する分、設置場所や乗せられる荷物が限定されやすい傾向があります。
いずれのタイプも一長一短となるため、現場の状況や用途にあわせて最適な方法を選択することが大切です。
荷取りステージの設置・運用時のポイント

荷取りステージを設置する際は、まずクレーンで吊る資材の荷重や作業員の動荷重などを踏まえた安全荷重計算が必須です。重大事故を避けるためにも、どのように荷重が伝わるのか明確にしたうえで、各種部材や支持構造の強度が適正か確認する必要があります。
また、作業員の安全を確保するために、手すりや巾木、養生ネットなどの転落防止対策も欠かせません。
上記のような安全に作業ができる環境を整備したうえで、次のような運用ルールを取り決め、作業員一人ひとりが遵守する意識が必要です。
- 許容荷重の範囲内で使用する
- 荷受け時に合図者(誘導員)を配置して作業を統制する
- 足場板や支持構造に緩み・がたつきなどの不備がないか定期的にチェックする
- ステージは必要最低限の置き場として活用し、資材の即時搬入・搬出を徹底する
- 荷揚げ・荷下ろし時はステージ下部の立入を禁止する など
荷取りステージを安全に運用するためにも、構造の強度と運用ルールの徹底を並行して行いましょう。
【関連製品】マルチ伸縮荷取ステージ

自社で管理している工事現場に荷取りステージの設置を検討している場合には、株式会社大同機械が取り扱う荷受用構台「マルチ伸縮荷取ステージ」がおすすめです。
マルチ伸縮荷取ステージは、仮設梁を設置せずに使用できる荷取りステージです。伸縮式の脚が付属しており、設置場所の寸法や梁のスパンに合わせて自在に調節できます。
加えて、ステージを並べて設置してもステージ間に隙間ができないため、高所における荷受け・荷捌き作業の安全対策としても効果的です。転落防止に役立つ手摺パネルが標準装備されているのはもちろん、取り外してステージのみでも使用できるので、幅広いサイズの材料・設備の荷受けに活用できるでしょう。
なお、マルチ伸縮荷取ステージの仕様詳細は、以下のとおりです。
| 寸法 |
2100×4000~6660mm |
| 自重 |
960kg |
| 手摺1台 |
25kg |
| 積載荷重 |
4t |
マルチ伸縮荷取ステージの詳細を確認したい方や導入を検討している方は、以下のページからお気軽にお問い合わせください。
>>マルチ伸縮荷取ステージに関する詳細・お問い合わせはこちら<<
その他おすすめ製品一覧
弊社では、マルチ伸縮荷取ステージ以外にも、荷取りステージを効率的に設置するために役立つ部材・設備を複数取り扱っています。
| 製品名 |
製品の特徴・用途 |
| ボルトステージⅡ |
・梁上に設置可能な多目的収納ボックス
・1.5tの高耐荷重
・脚に伸縮機能が付いているため、設置箇所の寸法に合わせて柔軟に調整可能
・ボルトや資材の置き場として最適 |
| 吊構台 |
・ユニット式荷受用構台
・ステージ床面積が広く、高層建造物において躯体内部へ鉄筋類や型枠材料、設備機材などを効率的に取り込める
・現場での取り付け・取り外し・盛替えをスムーズに行える
・地上で組み立てできるので、高所作業の削減に役立つ |
| ボルトボックス |
・梁上に設置できる資材用コンテナ
・躯体内部に鉄筋類や型枠材料、設備機材などを取り込むために活用可能
・現場での取り付け・取り外し・盛替えが容易 |
| スカイプラットフォーム |
・長尺の資材にも対応可能なユニット式荷受用構台
・仮設エレベーターに積載出来ない長尺物・重量物の荷取りに役立つ
・サポートジャッキによって設置や上層階への盛替えを簡単に行える
・荷受台をスライド収納できるため、安全な荷受・荷捌きが可能 |
| 荷受フォーム |
・安全かつスピーディーな組立解体作業が可能なユニット式荷受用構台
・地上面でユニットを組み立てた後、クレーンで足場に取り付ける架設システムを採用
・荷受けフォームを解体することなく、クレーンでそのまま移動・設置が可能
・ユニット式なので、部材の拾い出しや強度計算が不要であり、組み手によるステージのばらつきなく安定した強度を維持できる |
各製品の詳細を知りたい方はもちろん、確認しておきたい疑問やご相談がある場合も、お気軽に以下のページからお問い合わせください。
>>関連製品の詳細・お問い合わせはこちら<<
荷取りステージについて
荷取りステージは、高層階へ材料や機材を効率的に搬入するのに役立つ設備です。主に足場材で組み上げるタイプとユニットタイプの2種類がありますが、それぞれメリット・デメリットがあるため、現場の状況や用途にあわせて適切な設置・運用方法を選びましょう。
なお、荷取りステージの設置を効率化したい方は「
株式会社大同機械」にお任せください。
株式会社大同機械は、仮設機材や資材のレンタル・販売、オリジナル商品の開発に携わる会社です。工事現場や工場・倉庫など、幅広いシーンで安全に効率よく業務を進めるために役立つ各種商品を取り扱っています。
また、ご希望の商品や数量が明確に決まっていない場合でも、工程ごとの最適な商品と搬入計画をご提案いたします。場合によっては、現地調査や製品の施工も可能です。
荷取りステージ関連製品以外にも、建設現場における設備・機材不足でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。